ショックを受けた結婚観の話
パティシエをしているレストランの人たちとは週1しか働かなくなった今でも
週に何度か飲みに行ったり遊びに行ったりしているのですが
よく飲みに行く1人は24歳のシェフのカナディアン男性。
その人の彼女は34歳の日本人で既にカナダに移民権を持っている人(違う職場)。
彼に、結婚したいと思わないの?と聞いたら
「したいけど、バンクーバーは物価も地価も高すぎて、
とてもじゃないけど結婚したり子供を産んだりできないから
そのうち違う国か州に引っ越して結婚するよ」と言われた。
え!
それって、東京だと子育て大変だから長野あたりに住むか〜?
みたいなこと?!なんか規模大きくない?!とすごい衝撃を受けた。
他の友達も、家も子供も欲しいから来年くらいには違う州に引っ越すと言っていた。
そこ、バンクーバーから飛行機で2時間以上かかるところですけど!
わたしは結婚しても東京近郊に住むつもりだったし
子育てがしやすいなら彼氏の実家の方に引っ越してもいいか...
と思ってたくらいだから柔軟性が足りないのかな〜と思った。
確かによく考えれば、語学学校に行っていた時も家族を国においてきてでも
学びにきてる男女もたくさんいた。
英語を勉強してもっと家族のために稼げる仕事をしようという意欲がすごい人がたくさんいた。
全部、日本の中で済ませようとしていた自分にもびっくりしたのだった。
もちろんそれはそれでこれまで十分楽しく生きてきたし
これからも楽しく生きれるだろうし、
ずっと日本にいることを悪いとは全く思わないし、
どこにいても生活や仕事で悩むなんて目に見えているのだけれど。