バンクーバーでのワーホリ生活11ヶ月目

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ついにあと1ヶ月でワーホリのビザがきれてしまう。

この11ヶ月すごく充実していたと思う。

日本にいたときは、1年があっっっっという間で

去年のことか2年前のことか3年前のことか区別がつかなかったり

新卒の子に対しても、何年目なんだっけ...?と

本当にわからなくなるくらいだった。

 

9月にバンクーバーに来て2ヶ月語学学校に行って、

その間はホットドッグ屋でバイトをして、

いろんな国の友達ができて、ホームステイファミリーが素敵な人たちで、

学校の先生が大好きだった。

 

この11ヶ月の間に4回くらい風邪をひいた。

 

今年に入ってからは留学エージェントのWeb担当として雇ってもらったけれど

どうしても上司が合わなかった。

それでもバンクーバーに10年近くいる日本人たちに出会えたことや

そのエージェントで併設している語学学校の生徒さんの成長を見られることは

自分にとって刺激的だった。

 

それからラーメン屋のチップが良いと聞いて3日間働いてみたけれど

日本人しかいない環境もいやで、傲慢な日本人が多くて疲れてすぐ辞めた。

 

2月に今働いているレストランでパティシエとして雇ってもらってから

毎日楽しくて、なんでもっと早くここの求人を見つけられなかったんだ!

と後悔した日もあるほど。

ここで雇ってもらえたのは本当にラッキーで、

わたしが面接する1ヶ月前に応募した友達は「経験者のみ」と断られたのに

わたしは未経験だけれど「中高でお菓子作る部活でした」と言ったら

「じゃあ、OK」という流れだった。

タイミングが良かったんだと思う。

 

わたしが働くレストランはとても大きくて、

バンクーバーの日本食レストランの中では高級と言われていて、

毎晩スタッフが50人以上働いている。

 

なかでもパティシエは最高の環境で、日本人の同僚がいなかった。

バディは常に1人。

移民して来た人もいるから、英語が得意ではないわたしのような人もいて

最初は訛りとか、簡単な単語でも相手に伝わらなかったりとかで

むむむ...となったけれど、仕事をするうえで

絶対にお互い英語でしか通じ合えないので、勉強する気にもなったし

ここに入って英語のしゃべりと聞き取りは格段に上がったと思う。

今の最高のバディであるAlexという子は

生粋のカナディアンで英語もとても綺麗で仕事中にたまに英語も教えてくれる。

言い方が違えば直してくれるし、わたしが文法めちゃくちゃで話しても

理解するまできちんと聞いてくれる。

 

気分屋なので忙しいときは本当にイライラしているし、

話しかけるのも面倒なくらいだけれど、うまくコントロールできるようになって

彼女も信頼してくれるようになって、それから更に楽しくなった。

 

彼女は飲むのが好きなのでバイトを終えてから2人や複数人でよく飲みに行く。

わたしのペースで飲ませてくれるし、お互い毎度奢り合うところも好き。

どこかに行けば必ずお互いお土産を買い合うし、

仕事のスタイルも似ていて彼女がバディの日はとっても仕事がしやすい。

 

バンクーバーにもう少し長くいたいと思っていたけれど

ラスト1ヶ月になって、最後の悪あがきをしてみようと思い

ビザをサポートしてくれるかもしれない別のレストランで働き始めた。

普通はワーホリビザが3ヶ月未満になると多くの場所が雇ってくれなくなる。

研修してもすぐに辞められてしまうのはリスキーだから。

"ビザをサポートしてくれる" という意味は、ワーホリとは違うビザを出してくれて

わたしがあと1-2年バンクーバーにいられるかもしれない、という意味です。

 

このレストランはワーホリビザの残りが1ヶ月しかないわたしにチャンスをくれたので

頑張ってみようと思います!!

だめならだめでおとなしく日本で結婚して就職しようと思います。

 

‪ちなみに新しいレストランではパティシエ業ではなく、

ホールスタッフとして働き始めたのですが、英語が本当に不安...。

初日は休憩中に携帯を見たらパティシエをしているレストランの仲間たちから

励ましのメッセージが来ていて、にこにこが止まりませんでした。‬

たった半年しか働いていないのに気にかけてくれる人が4人もいて、

こんなに有難いことある?!という気持ちでいっぱいで

楽しく働けたので、これから2回目の出勤をしてきます!

 

ちなみにわたしはもちろん日本も大好きです。

おそらくわたしはおしゃべりが好きだし、いろんな人と話してみたいし、

特に仕事のうえでは意見をはっきり言いたいし言って欲しいし

意見は批判ではないので互いに尊重すべきものだと思うし、

それを受け入れてくれる文化が好きなのだと思う。

あと少しだらしないところも...。