織りたい織りたい織りたい!

わたしは熱しやすく冷めやすく、これっぽっちもオタクではなく

小さい頃のことはよく覚えていないけれども

物心ついてからなにかに傾倒したとすれば、それは人に対してと

コーディング(HTML4,CSS2の時代)だけだったので

どうしてこうも自分の趣味や好きなことに傾倒できないのかと

今もそれが悩みというか、オタク体質に育ちたかった!とよく思うのですが、

そんなわたしでも織りだけは1年に数回やりたい!!と思うんです。

ちなみに思っているだけでほぼやってません。

 

短大のときに織りを専攻したときから、織りがしたいブームがときどき来る。

これはこじつけかもしれないのですが、どうしてプログラマを選んだの?と

聞かれることが頻繁にあったときに、よーく考えてみたら

織りに似ているかもしれない!と思ったのです。

ちなみに今はプログラマのプの字もしていないし、

当時もプログラマなんて名乗るのはおこがましいくらいだったと思いますが...。

とにかく、織りって結構緻密に計算をしないといけなくて

こういうサイズでこういうデザインのものを作りたいと決めたら

縦糸、横糸はどの素材にするか、糸の間隔はどうするか、って決めて

縦糸と横糸の計算をして、必要な分の糸を繰って、染料も糸に合わせて量って

そうしてすべての準備が整ってから、やっとこさ折り始められるのです。

わたしは丁寧な仕事ができるタイプではないと自分でわかっているし、

短大の織りの先生にもそれは見抜かれていて、

ザーッと描いた絵を見せて、これが織りたいと言ったら

"ちょっと崩れてもかっこよくなるような見せ方" を勧めてくれて

それが気に入って卒業制作もそういう織り方にしたんだった。

今思えば、きちんとした織り方で細かい織りもしてみたかった...。

 

料理を作るのは小さいときから好きだし、

ゴールがあって、それに向かって設計して量って/測ってなにかを完成させる

ということが好きなのかもしれない、という考えをまとめたかったブログでした。

 

バンクーバーにアトリエないのかな?と思ったら、織りアーティストが結構いて

Instagramが素敵すぎるのでフォローして興奮した。

今度どこかのアトリエに突入してみようと思います。

早く金稼いで広い部屋に住んで、織り専用の部屋をひとつ作りたい。

それがわたしの老後の夢です。

 

うっとり...