イエローナイフ3日目

※長いです

 

この日は朝までトランプとウノ大会をして完全にばかだった。

みんなもう完全にカードゲーム中毒になっていて

眠いのにカードゲームをやりたくて仕方がなくなっていた。

明け方にチョコケーキとポテトチップスを持って

スッピンパジャマでみんなで撮った写真が気に入っている。

 

昼からはオールドタウンという昔ながらの建物などが残っているところへ。

凍りついた大きな湖の上では雪まつり的なことをやっていて

5ドル払って入ったのだけれど、小銭を出す手を震わせていたら

チケット売り場のイケメンが「寒いね!」と言って

手をごしごし暖めてくれて10ドル払いそうになった。

氷の滑り台が最高で、スピードが速くて結構こわかった。

 

そのあとは1時間ほど外で待って人気のビストロへ。

待っている間は寒すぎて足が壊死したんじゃないかと思うほど

感覚がなくなって、ずっとみんなでダッシュしたりジャンプしたり

ときどき絶望したように立ち尽くしたりしてやっと入れた。

岩魚のソテー、バッファローステーキが最高においしくて最高だった。

バッファローステーキなんて臭そうで硬そうと思っていたのですが

なんとまあ、やわらかくて臭くない!!

帰りもこの寒さの中30分かけて歩くか...とみんなで思っていたところ

タクシーが目にとまりアラサーの我々は一目散に駆けて乗った。

なんと5分でホテルに着いて暖かくて最高な乗り物だった。文明の利器すごい。

 

また少しカードゲーム大会をして犬ぞりへ。

犬ぞりって、でっかい秋田犬とか、ごっついハスキーみたいなのが

20匹くらいで人間5人くらいを運ぶものだと思っていたんですよ。

小学生の時に北極物語とか読んでいたから少し楽しみにしていたりして。

そうしたらなんと弱そうな、わたしよりも小さいくらいの犬10頭ほどで

大人8人を運ぶというものだったんです。

それはまだしも、薬打たれてるのかな?ってくらい狂ったように興奮したり

遠吠えしたり、聞いたことのない犬の鳴き声で鳴いていたり、

かと思えば違う犬はションボリうなだれていたり、

リードが絡まって首が締まりそうになっている犬がいたり...

出発前にいろんな気持ちになって悲しくなって降りようか本気で迷った。

ちょうど後ろに乗っていた友達も同じ気持ちで

ふたりで目を閉じたまま乗ったのだけれど

途中で涙が止まらなくなってしまって、

友達がときどき肩をギュッとしてくれるのが唯一の救いで

わたしもその度に彼女の足をトントンとした。

やっと終わって降りた瞬間にふたりで何かを埋めるようにハグをした。

他の友達2人が能天気に感想を言い合っていることに少し苛立ちを感じるくらい

今まで生きてきた中で1番辛い時間になってしまった。

犬たちを信用しているからこそ犬ぞりが今もあるとか

犬たちはリードをされると走りたくて仕方なくて大興奮状態になるとか

降りてからいろいろ説明されたけれどなんとなく腑に落ちなかった。

 

罰かな?と思うくらいそのあとずっと曇っていて

オーロラはもう諦めようと思い、雲の中に漂う月を見たり

星空を見たりしていたら最後の最後でまたオーロラ爆発が起きた。

バスに乗るまでずーっとオーロラが綺麗で嬉しかった。

 

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▼雲が波のようで気に入っている写真のひとつ 

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イエローナイフ2日目

ホテルの朝食が想像よりいろいろあったので興奮した。

そのあとは街散策をした。

北緯60度の記念証が3ドルで買えるらしくて、

買わないよアハハと笑っていたのだけれど、この日はわたしの誕生日で

証明書は日付入りだったのでなんとなく買ってしまった。

雪でみんなで遊んでからパブへ。

これまたイエローナイフ名物だというバッファロー肉のハンバーガーと

岩魚のソテーしたハンバーガーを食べた。

バッファローおいしい!!!!肉肉しかった。

 

帰ってまたトランプとウノ大会をしてオーロラ鑑賞。

この日は着いてすぐにオーロラ爆発が見られて

オーロラが本当にカーテンのようにひらひらしたり

ピンクになったり黄色になったり赤くなったり

またしてもキャーキャー言いっぱなしで写真を撮るどころではなかった。

一瞬で形が変わるので見逃さなくて、帰りたくない...と思うほど。

星もとっても綺麗で、バンクーバーにすら帰りたくなくなった。

半月なのに眩しくてライトを持っていないのに森の中なのに

普通に木も人も見ることができた。

自然は偉大だ!

 

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▼幼い頃からなぜかクマのぬいぐるみが好きなせいか剥製でも愛おしい

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▼夏は湖なところ

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▼興奮してぶれたけど大爆発のあと

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イエローナイフ1日目

寝不足のまま空港へ。

電車で30分くらいなのでとっても便利、バンクーバーは狭くて好き。

イエローナイフ空港に着いたら寒すぎて笑った。

-20度って本当に寒い。

ホテルに着いてからツアーの人に防寒具を借りたので

みんなでイエローナイフの街に繰り出して

イエローナイフ名物という岩魚のお寿司を食べた。

おいしかったー!!!!!!

少しあっさりしたサーモンという感じだった。

スーパーで3日分のお菓子なども買った。

 

帰ってトランプとウノ大会を開催してからオーロラを見に行った。

バスを降りてすぐに薄いオーロラが見えて、キャーキャーした。

小屋で待機もできるし、外にいてもいい、というスタイルで楽チンだった。

外は体感が-40度とのことで、まつ毛が凍ったり

グローブを外すと手がちぎれそうになったり

うっかりカメラの三脚の金属部分を触って一瞬凍傷になったり

カメラの電池が1枚撮るごとに切れるので室内でごしごししてまた外に出たり

初めての体験ばかりで全部たのしかった。

食べないと死ぬ気がして、夜中にも関わらず出していただける

スープもパンもココアも全部しっかりといただいた。

 

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▼昼間なのに 

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▼冷凍庫よりも冷える

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▼友達がホテルのエレベーター前でパスタソースを落として瓶が割れた

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同僚とごはんを食べた

オフィスでマネージャの女性に呼ばれて今後の仕事の仕方について話した。

上司の男性は人付き合いも言い方も下手くそなので

いつも誰かと揉めたり、お客さんにも嫌われたりするらしいのだが

それってキャラクターだから仕方ないで済ませていいの...?と思ったけれど

とにかく明日からまた出社してくださいとのことだった。

 

そのあと同僚とタイ料理を食べていたら、職場の人みんなが書いてくれた

バースデーカードをもらって嬉しかった。

いろいろ話していたら他の同僚が合流したいとのことで

店を変えてお酒を飲みながらケーキを食べた。

パティシエのバイトをしているからには

いろんなところのデザートを食べねば!という無駄な真面目が出てしまう。

甘すぎて赤ワインが進みまくったうえに残してしまった。

やっぱりわたしが働いているレストランのケーキがおいしい。

 

夜遅くなって翌日からの旅行が心配になりながら帰宅したら

ルームメイトである友達が「次の人が決まったみたいだから今月で家を出る」

と言い出したので、ルームメイト全員で会議が開かれて

結局彼女の勘違いだったことが判明して、みんなでワハハ、解散〜

となって平和だった。

部屋の管理をしてる子は4月に出て行くとのことなのでとっても淋しい。

 

ここのパッタイが好きで毎回頼んでしまう

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誕生日ディナーをしてもらった

語学学校の最初のクラスの子たちに誕生日ディナーをしてもらった。

日本人の友達が2日、わたしが4日生まれなので合同で

当日は2人とも旅行なので少し早めに。

なにかあると集まれるこういう友達ができて嬉しいなと思った。

 

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オフィスの仕事を干されそうになった

オフィスの上司はもともと人と話すときに言い方が悪くて

同僚たちにも諦められていたり、あまり好かれていなかったりなのですが

ついにわたしにその矛先が向いて腹が立ってしまった。

 

来週からまた出社することにしたけれど

平気で嘘を吐くし、会社としてグレーなこともするし、

もともとあまり信用していなかったのがゼロになってしまった。

同僚のみんなは好きだし、居心地も良いので

せっかくだからあと半年楽しく仕事をしたい。

レストランの人たちと飲みに行った

レストランのアルバイトのあとに

また誘ってもらったので飲みに行った。

人数が多いし、日本人が多くて少し疲れた。

 

バイト中は、作っているデザートの味を知らないとだめだよと

カナディアンの同僚がケーキをはんぶんこして味見させてくれたり

アイスも種類がめちゃくちゃあるのですが2種類食べさせてくれた。

この日はパッションフルーツソルベを作った。

来週食べられるようになるらしいので楽しみ!